ぽっちゃり求人における面接の傾向

35歳のぽっちゃり風俗嬢兼、求人面接官をやっています

私はファッションヘルスのぽっちゃり店に在籍して、もう3年にもなります。
今ではたいぶお局になってきたので、お店の求人面接も担当するようになりました。
こんなにも一つのお仕事が長続きしているのも、やっぱり稼げることは当たり前として、面接官のような新しい仕事にも挑戦出来るから、飽きずに楽しめているのだと思います。

ファッションヘルスというのは風俗業の一つですが、やってることは彼氏とすることとあまり変わりません。
マットなどの専門的なサービスのあるお店もありますが、特別な技術が必要になる訳でもありません。
また、私が働いているお店は「ぽっちゃり」というコンセプトが付いている、いわゆる「フェチ店」と呼ばれるものです。
ただでさえ風俗で働く女の子は少ないのに、さらに太っている女の子だけが集まっているという、かなり特殊な世界です。

ありがとうは魔法の言葉そんな特殊なお仕事でも、やっぱりお客さんに満足してもらうことが何よりも嬉しいことに違いはありません。
お金が稼げることも大事ですが、お客さんを喜ばせて「ありがとう」って言ってもらえることで、一日の苦労とか疲れとか、全部吹き飛んでしまいますからね。
「ありがとう」という言葉は、やっぱり人を動かす言葉だなぁと実感します。
人に感謝をして日々を過ごしていくことは、お仕事の本質であり、人間関係の本質でもあるのだと学べること、それこそが風俗というお仕事なのだと思います。

太っていることをアピールしない女の子たち

最近ではぽっちゃり専門の求人サイトもあり、当店でも広告を掲載していますが、その広告を見て面接にやってくる女の子たちにはある特徴があります。
それは、太った見た目の存在感の強さに反して、意外と自己主張の無い女の子が多いと感じます。
この傾向は特に若い女の子に多いです。
もしかしたら自己主張が強いと面接で嫌われるなんて思っているのかもしれませんね。
ぽっちゃりした体型は、本人にとってはコンプレックスなのかもしれないし、特に思春期であればその思いは強かったと思います。
恐らく目立ちたくないとか、人からの視線を避けるような気持ちが強かったのではないでしょうか。
しかし、今はもう大人。
ましてや風俗のぽっちゃり店に自ら応募してきている訳ですから、私はしっかりと自己主張をすべきだと思いますね。
見た目が太っていて、否が応にも目立ってしまうのですから、中身も負けないくらいにしっかりとした存在感を見せてもらいたいというのが、面接官としての本音です。

自己主張が強いから不採用なんてありません

そもそも、「自己主張が強いから嫌われる」という経験が私生活であったとしても、風俗の面接ではまずあり得ません。
つまり、自分の自己主張の強さのせいで面接に落とされたと思っている人がいるのであれば、何か別の要因があったと考えるべきだと思います。
それに、「自己主張」という言葉の意味を取り違えている女の子も意外と多いものです。
自己主張って何も大きな声で自分の意見を言うことではないですからね。
一貫した考えに基づいた意見であって、つまりは一貫した考えが無ければ、そもそも自己主張する意見が無いのですから。

だから、最近の若い女の子を面接していると、自分の考えが一切無くて、ただ言われたことを受け入れるだけという印象が強くあります。
私がサービス内容やお給料のシステムのことなどを一生懸命に説明していても、聞いているんだかいないんだか分からない女の子がなんと多いことか。
本当に自分で求人広告を探して応募してきた女の子かなと疑いたくなるくらいです。
まぁ、風俗で働こうとするくらいだからお金が必要だろうし、そのお金が無いことで余裕がなくなっているだけなのかもしれませんが…。
だから、一つの要因としてお金の無さからくる余裕の無さが、面接に落ちる理由の一つかもしれませんよね。
こちらが何を話しても反応が薄く、質問なども無ければ、やる気があるのか無いのかも分かりませんし、何を考えているか全く分からない人をお客さんの前に出す訳にもいきませんからね。

好きな物事を通して、自分のことを知ってください

思い返せば私自身も、中学や高校時代に「自分の主張を表現する」というトレーニングを受けた記憶はありません。
少なくとも私の学生時代は、コンプレックスと脂肪の塊でした。
それでも「チェッカーズ」というアイドルが大好きで、彼らから人生における大事なことを全て学んだといっても過言ではありません。
チェッカーズのことであれば、一晩でも二晩でも喋り続けることが出来たと思います。
そう考えると、自己主張というものは「強い、弱い」というものではなく、「ある」か「ない」かというものなのではないでしょうか。

あなたの好きなモノは何ですか?あなたには何時間でも話していたいような「好きなもの」はありますか?
もし、思い当たるものがあれば、それはきっと素敵なことです。
その好きなものは必ずやあなたの人生や考え方に大きな影響を与えているはずです。
そして、その好きなもののどういう所が好きなのかを考えてみることで、自分自身の考えの軸となるものが見えてくるのではないでしょうか。
自分自身が大事にしていることに気づくことで、相手にとってもあなたの人間性が伝わりやすくなると思います。
面接もコミュニケーションの一種なのですから、リラックスしていつも通りの自分で臨めば、きっと良い結果も付いてくるはずです。
どんなにスタイルが良くても、どんな人なのかがさっぱり分からないようであれば、魅力的には見えませんし、「即採用」なんてこともありません。
大事なことは、自分がどういう人間なのかを相手に知ってもらうことだと覚えておいてくださいね。

風俗の仕事は2~3年が限界

これからもぽっちゃり女性に特化した求人情報や面接に関わることを中心に書いていきたいと思いますが、初めから風俗のお仕事は長くは続かないことが一般的だということを伝えておきます。
女性の仕事の中でトップクラスの高収入を稼げることは間違いありませんし、しっかりと自己分析をした上で自分の特長をアピール出来れば、確実にステップアップしますし、お店にとっても掛け替えの無い人材になれると思います。
収入が安定するとともに、自分の予定も好きなように立てることが出来るので、身体的にも精神的にも充実した日々を送れるはずです。
しかし、そんな生活も残念ながら一生は続きません。
長い人では10年程度、一般的には2~3年が限界でしょう。
何故ならば、風俗のお仕事はアルバイトだからに他なりません。

風俗は若くなくなると稼ぎが落ちると言われますが、ぽっちゃり風俗は例外です。
現に、40歳、50歳になっても現役で頑張っている方々がたくさんいますからね。
つまり、アルバイトという雇用形態や労働機会の限界という訳ではなく、精神的なモチベーションの維持と関わりがあります。
風俗の給与形態は歩合制が一般的ですから、女の子が頑張った分だけ報酬が増えますが、その分収入が安定しません。
その状況が長期間続くと、想像以上に精神が疲れてしまい、勤労意欲が沸かなくなってしまうものなのです。
この環境は風俗嬢のみならず、風俗店にとっても悩ましい問題です。
どんなに魅力的でお店の稼ぎ頭の女の子であっても、いつ突然辞めてしまうか分からないからです。

最近は元風俗嬢の求人専門スタッフが増えています

女性の面接官が増加中そこで、最近になって増えてきているのが、私のような風俗嬢とお店のスタッフを兼務している存在になります。
裏方としてお店で働く女の子たちをサポートしたり、これからこの世界に入ってこようとする女の子たちのお世話をしたりする代わりに、アルバイトとしてではなく正社員として雇用してもらうのです。
昔から風俗業界は男社会という側面がありましたが、今ではどんどん変わってきており、一般的な会社よりもよっぽど「女性が活躍する社会」を実現出来ているのではないかと思います。
特に私のように、現場のことを知っている求人専門のスタッフがいることは、お店にとって大きなメリットになります。
求人の応募をしてくる女の子には不安が付き物ですし、初心者にもなれば尚更です。
そんな不安を少しでも取り除くのにも、同性である私たちが一役買っているのです。
今までよりも仕事の幅も広がることで、お給料は決して高くは無いけれど安定しますし、モチベーションを維持しながら遣り甲斐を感じれるお仕事です。
このように、今後も私のような立場だからこそ見える、風俗業界の光と闇の部分を紹介していくことで、微力ながら自分が参加している業界の役に立っていければと思います。
これからもお付き合い、よろしくお願いします。

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