風俗嬢とスカウトと求人広告の三角関係

スカウトと友達の違い

友達とスカウトの境界線はどこ?風俗業界には「友だちの紹介」がきっかけ、という女性が多くいます。
ここで言う「友だち」とは、ほぼ「スカウト」だと思ってよいでしょう。
出会いは様々ですから、高校時代からの友達というケースもあるでしょう。
しかし、その「友だち」はあなたが入店した時点で幾らかのバックマージンを受け取っているはずです。
さらに、あなたの売り上げの中からも何%かの御礼を受け取っているはずです。
そのような金銭的メリットがあるからこそ「良い求人があるのだけど」と、あなたに紹介をしてくれる訳です。
そして、スカウトにはもう一つ仕事があります。
それは、あなたを店から辞めさせないこと、または移籍させることです。
あなたが職場での人間関係がうまくいかなかったり、指名客を増やすことがなかなか出来なかったり、全くお客さんが付かない時に、その友達は頻繁に連絡をくれませんか?
スカウトは自分が担当する女の子からのバックマージンが受け取れている間は、何とかそのお店に居続けさせようとしますし、反対にバックマージンが入ってこない場合は、お店を移籍させて、より稼げる環境へ移るように提案してくるはずです。

スカウトと友達は似たような関係になることが多いので分かり辛いですが、あなたのことを思って相談に乗ってくれるのが友達であり、自分のメリットを考えて相談に乗ってくれるのがスカウトと言えます。
あなたが頼りにしている友達はどうでしょうか?
思い当たる節がある方は、友達というよりもスカウトとして向き合った方が良いかもしれませんね。
スカウトとは言え、何も悪い人という訳ではありませんので、あくまでも正しい人間関係を築くことが大事だと思います。
私が出会ってきたぽっちゃり嬢たちも、スカウトと思われる人物と関係がある女の子は多いです。
太った女性というのは、その目立つ容姿と同じくらいに自己主張をしていけば良いのにと常々思うのですが、自己評価の低い女の子が多くいます。
そこにこそスカウトが入り込む余地があるんですね。

求人広告とスカウト

当店の場合、求人募集に広告を利用していますが、スカウトには依頼していません。
もちろん、スカウトに依頼をした方が即戦力になりやすい女の子を用意してくれますし、求人広告のように1件も応募が無かったなんてことも無いので、無駄なコストも削減できます。
さらには女の子たちの心のケアまでしてくれるアフターフォロー付きです。
風俗店の規模によっては、ゼロから風俗嬢を育てる余裕が無いお店もあるので、放っておいてもスカウトの許で、ある程度は勝手に育ってくれることもメリットとなるでしょう。
しかし、それでもスカウトを利用しないのには、明確なデメリットがあるからなんです。

求人募集をスカウトに依頼するということは、アウトソーシングをするということです。
つまりお店にとっては、いつまで経ってもノウハウが蓄積されることはありません。
求人広告であれば、応募をしてきた女の子に対して面接の場で、どのような情報が魅力的だったかや、どのような待遇があると嬉しいかなどの質問ができますよね。
しかし、スカウトで入店した女の子の場合は、そもそも求人情報など見ていませんし、「紹介されたから」とか「良い条件のお店があるって聞いたから」というような漠然とした情報しか手に入りません。
当然、スカウト経由で入店した風俗嬢はお店のスタッフよりもスカウトを頼りにしますので、必然的に向き合う頻度が少なくなりますし、突然に相談も無く退店してしまうということも起こり得ます。
反対に求人広告経由で入店した風俗嬢は、入店から退店までお店のスタッフが付きっきりで管理をしますので、悩み事や要望はお互いに相談をしながら決めていけます。
こうしてお店には独自のノウハウが溜まっていくのです。
このように、スカウトを介すことで、風俗嬢と直接向き合う機会を逸してしまうことが最大のデメリットにもなるのです。

風俗嬢こそがお店に必要な情報を持っている

風俗嬢こそ有益な情報の宝庫当店が風俗嬢と向き合う機会を大事にしているのは、彼女たちがお店にとって情報の宝庫だからです。
風俗はサービス業ですから、お客さんの意見が一番重要です。
しかし、お店のスタッフがお客さんと話をすることは基本的にありません。
受け付けや電話での応対はありますが、コースや指名を選ぶだけで、お店への要望や女の子のサービスに対する感想を聞く機会が無いのです。
そのような情報は、風俗好きが集まる掲示板サイトなどで探すことが多いのですが、お店の最前線に立つ風俗嬢こそが持っている場合も少なくありません。
特に風俗嬢との他愛のない会話の中にこそ、お客さんのニーズや直すべき課題が隠れていることがあるのです。

ある時、お客さんから「脱ぐのが早いよ(笑)」と言われた風俗嬢がいました。
もちろん、お客さんもクレームを言ったつもりは無く、あくまでも雑談の範囲です。
しかし、この件をきっかけに在籍嬢全員にアンケートを取ってみた所、サービス中に自分が衣装を脱ぐタイミングを意識している女の子は一人もいなかったのです。
些細な点ではありますが、お店のスタッフはもちろん、風俗嬢にとっても無自覚な接客がされていることの証であり、少なくとも顧客のニーズに合っていなかったことは確かです。
きっと気付いていないだけで、このような些細な違いが日常の中には無数にあると思うのです。

風俗嬢の管理をスカウトに任せることは、求人募集に留まらずに男性客のニーズまでも見えなくなってしまう可能性があります。
それらを理解する為には、やっぱり直接ヒアリングできる環境を整えることがベストの方法だと思うのです。
そうして得た情報の積み重ねが、他店とのアドバンテージになるかもしれませんし、他店との差を埋めることになるかもしれないと思いませんか?

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